ローニャ泣き
宮崎吾朗監督の3Dアニメ『山賊の娘ローニャ』が終わったので、図書館で原作本(タイトルは『山賊のむすめローニャ』)と実写映画版のDVDを借りてきた。
実写版もまあまあ面白かった。
山賊達のむさ苦しさ倍増。
ずんぐり小人は実写版のデザインの方が好きかも。
ローニャが地獄の口を跳ぶシーンが割とアッサリしていたので、比較の為にニコニコで観てみた。
第16話『はてしない争い(後編)』。
やはりアニメの方が良い。
15話の次回予告で完全にネタバレしていたけど、それでも感動したもの。
ゴローニャ、素晴らし過ぎる!
痛々しいビルクとローニャの心象風景、心が研ぎ澄まされ何をすれば良いかが分かるローニャ。
ローニャが駆け抜け、揺れるビルクの髪。
ローニャはボルカ側に着地し、ビルクの心の中にも着地した(はず)。
何回見ても涙が止まらない。
てか、思い出すだけでウルウルくる。
『千と千尋の神隠し』で、千尋が電車に乗るシーンに似ている。
静かでアクションは少ないけれども、強い想いに心が突き動かされているシーン。
心を決めた人間の強さ、美しさに、私の心もうち震え、泣かずにはいられない。
ビルクがイケメンっぷりを発揮する第7話『霧の中の歌声』もオススメ。
実写では物足りなかったローニャの暴れっぷりと噛みつきっぷりが良い。
つくづく『山賊の娘ローニャ』を、第1話&2話だけ見て切らなくて良かったと思う。
今の大人向け?アニメと比べるとテンポがゆっくりで、面白くなるまでに時間がかかるのだ(昔の世界名作劇場とかは、これくらいのスピードだったと思うが)。